何か変です。
お客さんのご使用PCは東芝のQosmioF20 WinXPです。
電源を入れてしばらく待つとデスクトップ画面が現れます。ここまでは問題ないのですが、タスクトレイに常駐しているプログラムを起動している段階で確かに時間がかかっています。そのうちにハードディスクへのアクセスがなくなりました。ポインターも砂時計のまんまです。すると忘れた頃にIMEや他のプログラムが起動して、ようやく操作できるようになりました。
この症状どこかで見たような・・・。
次に、IEをクリック。
しかし、お客さんのおっしゃるとおりIEが起動してきません。
正確にはタスクマネージャで確認すると[IEXPLORE.EXE]が起動しているので、プログラムは起動しているが画面に全く表示されていないようです。
メールはどうかとOEを起動して送受信をクリックするとフリーズしてしまいます。
ますます、この症状どこかで見たような・・・。
OEをタスクマネージャから強制終了し、再起動をしてみると終了している段階の「設定を保存しています」の画面でフリーズしてしまいました。
強制終了して、もう一度再起動しようとすると今度は
explorer.exe「このプログラムは応答していません」と出てしまいます。
間違いありません、以前出くわした症状と全く同じです。
おそらく、常駐プログラムの問題が影響してexplorer.exeが不安定になってしまっているのでしょう。
前回は、時間が無かったので「システムの復元」を実行して解決しました。
今回は時間もあるのでじっくり原因を探る事にしました。
まず、ウィルスやスパイウェアの可能性も無いとは言えないのでチェックしてみました。
HijackThisでログをチェックしてみましたが特に怪しいものはなさそうです。
念のためトレンドマイクロのシステムクリーナーでウィルスチェックをして見ましたが感染は見つかりませんでした。
とりあえず、ウィルス関係は無さそうです。
次に一番怪しい常駐プログラムをチェックしてみました。
MSCONFIGで[システム構成ユーティリティー]を起動してスタートアップを全て無効にして再起動。
当然ですが起動もスムーズです。
そこでIEを起動してみました。今度は問題なく起動して接続も問題なしです。
メールのほうも問題なく送受信出来ています。
徐々にスタートアップのプログラムを有効に切り替えていきました。
するとSQLServerが常駐しており、それを有効にすると不安定になります。
原因はSQLServerのようです。
しかし、なぜこんな物が常駐しているのでしょう。
お客さんにお聞きしてもやはり分かりません。
スパウェアではありませんから勝手にインストールされる訳もありませんので、おそらく何かインストールしたアプリケーションで必要な為、一緒にインストールされたのでしょう。
そうなるとアンインストールするわけにもいかないので、マイクロソフトからダウンロードして上書きインストールする事にしました。
常駐しているのはバージョン7で、サイトを見てみるとバージョン7のSP4がありました。
早速、ダウンロードしてインストールしてみました。
そしてSQLServerのスタートアップを有効にして再起動してみました。
結果は・・・。
OKです(^-^)何の問題もなくスムーズに動いています。
何度か再起動したりして様子を見ましたが、どうやら大丈夫なようです。
作業をしながら思いついたのですが・・・。
[プログラムの追加と削除]からWindowsの更新プログラムを見てみると、やはり昨日の日付で更新プログラムがインストールされています。
昨日、我が家のXPも自動更新があったので・・・。
お客さんにお聞きすると「そう言えば、自動更新をインストールした後からおかしくなったような気がする」との事です。
何もしていないのに突然おかしくなることはハードが原因の場合以外はあまりないので、今回のトラブルは更新プログラムのインストール時に起こったトラブルでしょう。
もし、そうだとしたら先日もWindowsUpdate後に起動できなくなったというトラブルもあったので更新プログラムのインストール時に起こるトラブルは少なくは無いようですね。
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