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2008年12月15日 (月)

自動更新が有効にならない。

本日のトラブルはいつもご連絡頂いている法人さんからのトラブルです。

以前ウィルス駆除の対応をさせて頂いたパソコンなのですがWindowsUpdateの自動更新が有効にならないとの事です。

おそらくウィルス感染した際にウィルスによって自動更新が無効にされてしまったのだと思われます。

問題のパソコンは某ショップブランドのデスクトップPCでWinXPです。

早速コントロールパネルから「セキュリティーセンター」-「自動更新」をクリックしてみると自動更新が無効に設定されています。しかも有効にしたくてもグレーアウトで有効にチェック出来なくなっています。

真っ先に見に行ったのは「サービス」の「Automatic Updates」

しかしチェックしてみましたが既に開始状態になっています。

後考えられるはレジストリで無効にされている可能性があります。

自動更新のレジストリの場所をネットで調べてみました。

すると以下のレジストリキーにあるようです。

HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→Policies→Microsoft→Windows→

WindowsUpdate→AU

上記のキーでNoAutoUpdateの数値が1の場合無効になるとの事。数値をにしてやればいいらしい。

念のためレジストリキーをバックアップしてから展開すると確かにNoAutoUpdateの数値が1に設定されています。

数値を0にしてレジストリエディタを終了。

すると確かに自動更新は有効になりましたが、依然グレーアウトして設定変更出来ない状態です。

更に調べてみるとNoAutoUpdate以外の値がある場合削除すれば直るとの情報もありました。

もう一度レジストリを展開すると確かにAUOptionsという値がありますのでそのまま削除。

もう一度自動更新を確認してみると今度はOK。

グレーアウトも解除されて設定変更出来るようになりました。

ウィルス駆除の場合、ウィルスによって改竄されたレジストリはウィルス駆除完了しても戻ってくれない場合があります。

WindowsUpdateやコントロールパネルの表示設定などのレジストリを改竄するウィルスがありますのでウィルスを特定しどんな不具合が出るか情報を得たり、駆除完了後はひとつひとつおかしな所はないか確認しなければなりません。

日ごろは心がけて確認していますが急ぎのご依頼の場合などに見落としがちになります。

ウィルス駆除完了後は特にWindowsUpdate関係の動作確認は必ずしないといけないとあらためて思いました。

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