東芝 Qosmio F40/85E iTunes storeがアクセス中のままで開かない。
本日のトラブルはiTunes storeが開かないとの事でお持込み頂きました。
問題のパソコンは東芝 Qosmio F40/85E WindowsVista。
早速iTunesを起動すると
確かに「iTunes storeにアクセス中...」と出たまま何分待っても開く気配がありません。
この手のトラブルは見当もつかないところが原因だったりして非常に厄介です。
お客様はご自分でAppleのサポートや最終的にはサーバー会社まで電話で確認したけど原因不明との事です。しかもこのパソコンだけではなくもう一台のパソコンも同様の症状が出ているとの事。しかしこちらのお店でも症状は出ているのでサーバーや環境の問題では無さそうです。
取りあえずmsconfigでウィルス対策ソフトを含めて常駐プログラムすべて無効にしてみました。
しかし結果は変わらず。
やはりアクセス中のまま開けません。
同じ症状がないかインターネットで検索。
すると同様のトラブルに見舞われている方がかなり多いようです。
その中で有力な情報を見つけました。
Apple software on Windows:パフォーマンスの問題と iTunes Store に何も表示されない問題
Appleのサポートサイトですが症状はかなり似ています。
このサイトによればWinsockを利用しているプログラムが競合して不具合を起こすように書かれています。
早速ツールをダウンロードして確認してみると確かにWinsock項目に何かプログラムが存在しています。
「SpeedBit」
何のソフトなのか検索してみるとYoutubeなどの動画サイトの読み込みが速くなるという物。
YouTubeなどのストリーミングが無料で高速化する「SpeedBit Video Accelerator」
どこまで信頼できるのかは分かりませんがどうやらそういうソフトらしいです。
よく見ると先ほどのAppleのサポートサイトの競合リストにもしっかりSpeedBit Video Acceleratorが載っていました。
これっぽいですね。
サイトによれば該当プログラムを最新版にすれば改善されるようなのでホームページから最新版をダウンロードしてインストール。
iTunesを起動してみました。
無事iTunes storeに接続成功です。
お客様に原因を説明して今回はSpeedBit Video Accelerator自体をアンインストールする事になりました。
ご使用されていたのは体験版ですし今後アップデートなどで再発する可能性もないとは言えませんので。
もう一台同様のトラブルが発生しているパソコンに関してもおそらくSpeedBit Video Acceleratorが入っていると思われるのでご自分でアンインストールして頂くようお願いして終了です。
今後同様のトラブルが発生した場合はWinsockを使ってアクセスしているソフトは要注意ですね。
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