DELL Inspiron22 動作が遅い SSD交換とメモリ増設。
本日は以前もご利用頂いたお客様でからのご依頼です。
動作が遅いパソコンがあるので何とかして欲しいとの事。
以前までは動作が遅い場合、メモリ増設が一般的でしたが今は違います。
原因のほとんどはハードディスクです。
昔はCPUも今ほど速くはなくOSも軽いものでしたのハードディスクでもそれほど問題ありませんでした。
最近のCPUは高速になっておりOSも重いのでハードディスクの転送速度が追い付かずにCPUの性能を最大限に発揮出来ずに遅くなるケースがほとんどです。
スペック上はCore i7などのCPUでも肝心の処理するデータがハードディスクから送られてこないと起動や実行処理は出来ません。
ハードディスクとSSDではランダムアクセスでスピードが40倍以上違うと言われています。(パソコンが40倍速くなるという意味ではありません)
その為、スピード遅延のボトルネックになっているハードディスクをSSDへ交換する事で飛躍的にスピードが速くなります。
今回もおそらくそれが原因と思われます。
問題のパソコンはDELLの一体型パソコンInspiron22 Windows10です。
早速パフォーマンス画面で現在の状態を確認してみると
やはりハードディスクの稼働率が100%。
それに対してCPUの稼働率は20%程です。
ハードディスクが全力で起動データ等を送っていますがあまりにも遅いのでCPUがやること無い状態。。。
これが動作の遅い原因です。
これではせっかく高性能なCPUを搭載していても全くその性能を発揮出来ていません。
それと起動直後にもかかわらずメモリの使用率も80%近くあります。
現在合計4GBのでメモリも足りません。
おそらく常駐プログラムが多いのでしょう。
お客様に対面でご説明させて頂きハードディスクをSSDへ交換とメモリの増設のご依頼を頂きました。
早速分解してハードディスクを取り出します。
ケースを外して左したにあるのがハードディスクです。
2.5インチの1TBハードディスクです。
ハードディスクを外してエラーがないかチェック。
不良セクタなどが無い事を確認してデュプリケーターでクローンSSDを作成。
元のハードディスクは壊れておりません。
お客様のデータも入っておりますのでバックアップ用としてお客様にご返却させて頂きます。
次にメモリを4GB増設します。
BIOSで無事8GBで認識しました。
メモリにエラーがないかチェック。
無事メモリテストもパスしました。
そして作成したクローンSSDを取り付けて起動。
起動速度も飛躍的にアップ致しました。
パフォーマンス画面で確認してみると
ディスクの稼働率も下がりメモリの空き容量もアップ致しました。
交換前のグラフと違いCPUとディスクのグラフが同じような形になっています。
これが最適な状態でパソコンの性能を最大に発揮している状態です。
このグラフが交換前のようにディスクの使用率のみ高くてCPUの使用率が低い状態であればSSD交換でスピードは改善されます。
ただSSDでディスク使用率が改善してもCPUが非力な場合、今度はCPUが原因で思うようにスピードがアップしない場合もあります。
ご来店頂ければ対面で改善するか診断させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。
SSD 1TB交換・メモリ増設 プラス4GB 31,000円(部品代、税込) ※修理作業当時の価格となります。
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