パフォーマンスのディスク100%はハードディスクの故障や劣化を示すもの?
本日は以前からあるご相談で、最近本当に多いので記事にさせていただきます。
富士通のノートパソコンお持ち込み頂いたのですが本来はOfficeの不具合でした。
しかしお客様が言うには
「パフォーマンスでハードディスクが100%になって劣化しているのでデータが消えてしまう前にSSDに一緒に交換して欲しい」との事。
詳しく話をお聞きすると、ご来店前にどこか別の修理店さんで診てもらったところ別件でハードディスクも劣化しているのでこのままではデータが消えてしまう。SSDへ交換が必要と言われたとのことです。
ただ金額に折り合いがつかずセカンドオピニオンでご来店頂きました。
まずはパフォーマンスでディスクの稼働率をチェック。
よくディスクの使用率と誤解されデータが一杯になったと思われる方がいらっしゃいますが稼働率であって使用率ではありません。
データがほとんど入っていなくても100%にはなります。
確かにお客様のPCもディスクの状態は100%です。
しかし、ディスクの劣化を専用のツールでチェックをしても、不良セクター等のエラーは見当たりません。
さらに詳しくお聞きすると、どうやらディスクのパフォーマンスを確認してディスクが100%になっているので劣化していると言われたとの事です。
何か他にチェックツール等でチェックしてもらわなかったのかお聞きしましたがそれ以外はしていないとの事。
実は同様のご相談が本当に多いんです。
その都度お客様にはご説明させて頂いていますが、
結論から言うとパフォーマンス画面のディスクの状態が100%になっているからと言ってすべてのケースでディスクが壊れているとか劣化していると言う訳ではありません。
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