Lenovo ideapad5ヒンジ破損で開閉出来ない。
金沢市内からヒンジが破損して開閉困難なLenovoのノートパソコンideapad5お持ち込み頂きました。
液晶パネル側の左のヒンジが全て外れて開閉が困難な状況です。
ヒンジ破損の場合ヒンジ自体が破損するわけではなく厳密にはヒンジとトップカバーを接続しているナット固定のプラスチック部分が破損して外れてしまい開閉出来なくなります。
ヒンジにはかなり負担がかかりますので非常に多いトラブルです。
中でも圧倒的に多いのはLenovoのノートパソコン。
全体の割合で言うと約9割がLenovoのノートパソコンです。
筐体のプラスチックの強度が低いのか機種に限らず圧倒的に多いです。
この状態で開閉するとし続けるともう片方のヒンジの抵抗が液晶パネルに伝わってしまい液晶パネルが割れてしまう事がありますので無理に開閉せず早急に修理をお勧め致します。
この場合の修理方法は
- トップカバーごと交換。
- トップカバーに穴を開けてヒンジとトップカバーをボルトとナットで直接接続。
- プラスチックパテで補修
の3つです。
当店でご利用頂くお客様は圧倒的に2番のボルトナット修復を選ばれる方が多いです。
メリットとしては
- トップカバーを交換する必要がないので、安価に修理できる。
- トップカバーの交換が必要ないので、ほとんどのノートパソコンで施行できる
- ボルトとナットで固定するため強度があり再発がない
- 部品の取り寄せが必要ないので早く修理が出来る。
逆にデメリットとしては
- シンプルに見た目が無骨になる
トップカバーごと交換は納期も部品代もかかります。
プラスチックパテでの修復は強度に限界がある為、再発のリスクがあります。
これらの理由でボルトナットでの修復が一番多いです。
今回のお客様もボルトナットでの固定でご依頼頂きました。
早速分解して修復致します。
まずは底面カバーを外してバッテリーを外します。
その後液晶ユニットごと取り外します。
液晶パネルのベゼルを取り外します。
問題のヒンジか所ですがナットを固定しているプラスチックが全て破損して外れてしまっています。
トップカバー3か所に穴を開けます。
ヒンジ金具側からボルトを通してトップカバー側にナットで固定。
あとは外したベゼルを新しい両面テープに交換して戻します。
無事開閉出来るようになりました。
最後に余ったボルト部分を研磨して均します。
これで修理完了です。
見た目が少し無骨になりますので気になる方はトップカバーごと交換する事も可能です。
その場合料金が高くなるのと取り寄せの為、納期がかかります。
パテでの修復は再発のリスクが高いのであまりお勧めは致しません。
ご要望があればご相談下さい。
ヒンジ修理 12,000円(税込)※修理作業当時の価格となります。
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