GMKtec NucBox K2 電源が入らない。マザーボード不良。
カバーを外すとWifiアンテナがプラスチックの2個目のカバーに取りてつけられています。
さらに外してマザーボードを取り出します。
まずはテスターで電圧をチェック。
19Vのラインにほとんど電圧は無し。
抵抗を測定するとこの先でショートしてしまっているようです。
目視でチェックすると
CPU付近のコンデンサが破損しています。
ショートしている19Vラインのコンデンサのようです。
外して抵抗をチェックしますがショートは改善されていません。
このコンデンサでは無さそうです。
ミニPCのコンデンサ不良の多くは目視でクラックなど確認してもほとんどクラックもなく外観での判断はつきません。
その為、電圧をかけて発熱箇所を探すことになります。
電圧をかけるとやはりCPU付近のコンデンサに発熱反応があります。
熱の影響を受けやすい部分なので壊れやすいのかもしれません。
外して抵抗をチェックするとショートが改善されました。
先ほどのコンデンサや目視で怪しそうなコンデンサを含め新しいコンデンサに交換。
19Vや3.3V、5Vも復活しました。
ミニPCの場合電源が入るようになっても何故かBIOSが起動しない事が結構あります。
原因は様々ですが、CMOSクリアやメモリの接続調整で起動するようになる事がほとんど。
時々全ての電圧は正常でCPUも稼働しているのに何をやってもBIOSが起動しない事もあります。
その場合は残念ながら修理不可です。
今回も初回起動でBIOSが起動しませんでしたがメモリの調整で無時起動するようになりました。
全て戻してOSの起動も確認。
OSはlinuxのようです。
後は負荷テストを行い問題なさそうなので修理完了です。
■マザーボード修理 23,000円(部品代、税込み)+送料 ※修理作業当時の価格となります。
※当店はマザーボードの交換ではなく修復となります。その為、修理金額はお安くなりますが実際に修理可能かどうかは診断してみないと分かりません。
同じ機種、同じ症状であっても破損個所が違うことがあります。入手不可のICが破損した場合など修理出来ない事もございますのでご了承下さい。
人気blogランキングに登録しました。クリックご協力ください。
ご来店が困難な方は宅配修理もお受け致します。PCRサービス宅配修理サービス。
お問合せはこちら
| 固定リンク
コメント