【修理事例】東芝 dynabook TX/65KWHSが起動不能!液晶側のショートが原因?(埼玉県から宅配依頼)
🛠️ 診断:マザーボードのショートを確認
まずは本体を分解し、基板(マザーボード)の各回路をテスターで測定していきます。
-
メインラインの確認:回路を追っていくと、液晶パネルへの給電ライン(LED電源ライン)で異常な数値を検出。

-
ショート(短絡)の発生:このラインがグランドと繋がってしまっている「ショート状態」であることが判明しました。
ここで切り分けのため、マザーボードから液晶パネルのコネクタを外して再度測定したところ、マザーボード側のショートが解消されました。
これにより、原因はマザーボード本体ではなく、「液晶パネル側の基板」にあることが確定しました。
🔍 故障箇所の特定と修復
液晶パネルを分解し、パネル背面の制御基板を詳細に調査します。
顕微鏡とテスターを用いて追い込んだ結果、液晶駆動用の回路内にあるチップコンデンサが破損し、ショートしている箇所を特定しました。この小さな部品1つの故障が、パソコン全体の電源を遮断していたのです。
✨ 修理完了!思い出のPCが復活
原因となった部品を交換し、回路を修復したところ、無事に19Vの電圧が正常に流れるようになりました。
古い機種ではありますが、液晶パネルそのものを交換するのではなく、基板上の部品単位で修理(コンポーネントリペア)を行ったため、最小限のコストで復旧できました。
✅ 最終チェック
その後、全てのパーツを組み戻し、長時間にわたる通電テストを実施。
画面のちらつきや異常発熱がないことを確認し、埼玉県のお客様のもとへ返送いたしました。
🗂️ 今回の修理ポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
| 症状 | 電源が入らない、各種ランプも不点灯 |
| 原因 | 液晶パネル基板内、LED電源ラインのコンデンサショート |
| 特定方法 | 切り分けによる部位特定、液晶基板の回路診断 |
| 対応 | 液晶パネル基板のチップ部品交換・修復 |
| 結果 | 無事起動、各部動作点検を経て修理完了 |
📝 今回の修理費用
| 項目 | 価格 |
| 基板修復 | 23,000円 (部品代、税込み) |
| その他 | + 送料 |
※上記は修理作業当時の価格となります。
🗣️ 「古いから」と諦める前にご相談ください
今回のように、メーカーや他店で「古い機種なので部品がない」「修理不能」と断られたケースでも、基板上の電子部品を直接修理することで直る可能性が十分にあります。
「大切なデータが入っている」「この機種のキーボードが使いやすい」など、思い入れのあるパソコンのトラブルは、ぜひ一度当店へご相談ください。
📦東芝 dynabookシリーズをはじめ、各メーカーの旧型PCの電源不良・基板修復も承っております。
👉 確かな技術と詳細な診断で、故障箇所をピンポイントに特定。基板修復なら、高額なユニット交換を避け、費用を抑えた修理が可能です。
■ご依頼時の内蔵SSDに関して
※宅配修理ご希望のお客様でご依頼の際に、SSDを外して送っても問題ないかと聞かれる事がございます。マザーボード修復に関しましてはSSDは必要ありませんので外した状態で送って頂いても結構です。その場合は宅配修理依頼書等にその旨ご記入下さい。
■お問合せ、ご依頼時の返信について
※宅配修理依頼フォームやお問い合わせのフォームからご連絡頂頂いた場合、こちらからの回答メールが送信エラー等で届かないケースが非常に多くなっております。1,2日経っても返信が無い場合はLINEまたはお電話にて直接お問い合わせ下さい。
人気blogランキングに登録しました。クリックご協力ください。
- ご来店が困難な方は宅配修理もお受け致します。PCRサービス宅配修理サービス。
■LINEで簡単お問い合わせ
LINE for Business対応致しております。
LINEで簡単にお問合せ頂けます。
トラブル時の写真や動画を添付しお問い合わせ頂けます。
■フォームからのお問合せはこちら
※お問い合わせ頂き当店からメールにてご返信しても様々な理由でお客様へ届かないケース増えております。3日経過しても返信が無い場合はLINEや、お電話で直接お問い合わせ下さい。
| 固定リンク
« 【修理事例】ASUS X571Gが電源入らず!充電ランプはつくのに起動しない原因は?(石川県加賀市よりご来店) | トップページ | 【修理事例】ASUS X515EがBitLocker回復画面で起動不能!クリーンインストールで復活(七尾市より持込) »










コメント